ユニクロの成功例 105万円が6,440万円に! 

低価格・高品質を実現

バブル景気の崩壊に伴い、それまでの高級ブランド・高価格の衣料品から低価格・高品質の衣料品への流れをいち早く取り入れ大きく業績を伸ばしたカジュアルウェアメーカー「ファーストリテイリング」です。

ファーストリテイリング(9983)と聞いてもピンと来ないかもしれませんが、当社は皆さんもご存知、ユニクロを運営している会社です。

98年、大ブームを起こしたユニクロ・フリース

ユニクロといえば98年にフリースが話題となり、爆発的にヒットした事が記憶に新しいかと思います。

1,900円で買える手頃さや、これまでにない素材で暖かく動きやすいという面からブームとなり、テレビでも連日報道されるほどでした。

このフリース、ピーク時の2000年には1200万枚も売上げました。単純計算で日本国民の10人に1人がフリースを買ったということになります。

98年に投資していれば、ピーク時には61.2倍に

98年は、何かとユニクロが話題になった年でした。

10月にフリースがブームの兆しを見せ、さらに11月にはユニクロ原宿店がオープン。首都圏初の都心型店舗として、その後の展開の大きな足がかりとなりました。

この時期に1,000株購入したとして計算してみましょう。

98年 6月安値・・・・・1,050円×1,000株=105万円

00年11月高値・・・・32,200円×2,000株=6,440万円  〈61.2倍〉

※00年10月に1→2の株式分割を行っています。

フリース人気がピークに達した頃、1,050円だった株価は32,200円まで上昇し、さらに株式分割も行っているため投資額は61.2倍にもなりました。