この欄ではライジングブル戦略銘柄の現状と見通しをお伝えしていきます。
第3回目はブイテクノロジー(7717)です。
ブイテクノロジーは前回までのSMSやリクルートが保有持続が正解であったのに比べて、上で売って下で買い直すことが正解であった銘柄です。
何度もお伝えしているように、大化け株であっても、売り推奨が必要であり、銘柄ごとに管理方法が異なります。
株の場合は、購入後の管理が重要で、管理の方法は、一つとして同じではないことを理解して頂きたいことです。
●各コースの保有推奨状況と売買状況
日本株成功ナビ(50万円コース)の現状と見通し(2019/11/22)
保有状況
コース | 保有株数 | 買推奨金額 | 現在評価額 | 含み損益 |
50万円コース | 200株 | 105万円 | 113万円 | 8万円 |
過去の売買損益
コース | 買推奨金額計 | 売買推奨金額計 | 確定利益 |
50万円コース | 81万円 | 192万円 | 111万円 |
日本株成功ナビ(2011年版100万円コース)の現状と見通し(2019/11/8)
保有状況
コース | 保有株数 | 買推奨金額 | 現在評価額 | 含み損益 |
2011年版100万円コース | 200株 | 105万円 | 113万円 | 8万円 |
過去の売買損益
コース | 買推奨金額計 | 売買推奨金額計 | 確定利益 |
2011年版100万円コース | 81万円 | 192万円 | 111万円 |
日本株成功ナビ(2013年版100万円コース)の現状と見通し(2019/11/15)
保有状況
コース | 保有株数 | 買推奨金額 | 現在評価額 | 含み損益 |
2013年版100万円コース | 100株 | 52万円 | 56円 | 4万円 |
日本株成功ナビ(500万円コース)の現状と今後の見通し(本日の投資戦略2019/12/13)
保有状況
コース | 保有株数 | 買推奨金額 | 現在評価 | 含み損益 |
500万円コース | 100株 | 53万円 | 56万円 | 3万円 |
日本株成功ナビ(厳選ポートフォリオ)の現状と見通し(2019/11/1)
保有状況
コース | 保有株数 | 買推奨金額 | 現在評価額 | 含み損益 |
厳選ポートフォリオ | 200株 | 105万円 | 113万円 | 8万円 |
過去の売買損益
コース | 買推奨金額計 | 売買推奨金額計 | 確定利益 |
厳選ポートフォリオ | 538万円 | 1187万円 | 649万円 |
●過去のレポート
過去には何度かレポートし追加、保有持続、売り推奨などの判断を加えてきました。
ブイテクノロジー(7717)は今のところ、過去の大化け銘柄ですが資金の多いコースでは少し保有しており、2020年にも期待が出来るのかを見ていきましょう。
2017年に大化けし、84万円から192万円の資産増加に貢献し100万円を超える利益を確定した株です。
これを過去のことと片付けるのではなく、利益確定売りの重要性を再度、ご認識頂きたいと思います。
大化け株であっても保有持続という選択肢だけでなく、色々な売買が必要になり、一方通行に考えないことが重要ということを知っておいて頂ければと思います。
SMSのように3倍になるケースもあれば、このブイテクノロジーのように2倍になった後、1/2になるようなケースもあり、前者は保有持続、後者は利益確定と再購入の流れを抑えることが大切です。
大化け株を初動で買うことが重要であることと、利益確定が重要であること、更に、売った資金は他の銘柄で利益を上げることが出来ます。そして、売却後に安くなったところで買えば二重三重の利益が獲得できることをこの事例から学びましょう。
利益確定売りが次の利益も生み出していくのです。
その当時のレポートをおさらいしましょう。
ブイテクノロジー(7717)の投資判断等2
(抜粋)
Vテクノロジー(7717)は、更なる上値があるのでしょうか?
昨年(2016年)は6月7日に8170円で買い推奨し、約7ヶ月保有で1月12日現在(2017年)13230円と60%超上昇中の銘柄です。
資金力のあるコースで保有持続中で100株あたり50万円以上の利益が出ています。将に大化け株の様相を呈しています。
ただ、昨年7月以降は調整局面に入っており、現在は、13000円前後で保ち合っております。まだ、調整は長引くのか?それとも、再度、上値を追っていく展開になるのでしょうか?
弊社では、現時点では資金と利益に余裕さえあれば、保有持続を推奨しています。
Vテクノロジーは液晶パネルや有機ELの製造装置メーカーです。相次ぐ買収により装置のラインラップを増やしており、急成長しています。中国では国策で液晶及び有機ELの製造ラインを一気に増やしており、韓国や台湾に追いつき追い越せという勢いで増設をしています。
Vテクノロジーはその勢いに乗り、受注を積み重ねています。
昨年9月時点の受注残高は過去最高の580億円に上っていましたが、12月20日には更に受注が上積みされました。総額180億円です。この受注により、直近で更に積みあがってきております。2017年は豊富にある受注をこなす状況であり、まだまだ2017年も好環境が続きそうです。特に、2017年は有機EL向けの受注拡大に期待したい。
解説
上記は、2016年6月7日の8170円(分割を考慮した現在株価は4085円)から2017年1月の時点で13230円(同6615円)まで上昇した時に、2017年の大化け候補銘柄として取り上げた時のレポートです。
結局、この後も2017年は更に上昇していきました。そして、2018年2月に19220円(同9610円)で売り推奨。
ブイテクノロジーは、1年半の保有で84万円が192万円となり100万円を超える利益を確定しましたが、現在の株価水準は5600円で保有を続けてしまっていると大半の利益はなくなっています。
しかし、利益確定売りを挟むと、108万円の利益が確定され、安いところで買い直しができます。
また、更に大切なことは2018年以降、この売却資金は他の銘柄の買い推奨に当てられていること。
この資金がSMSなどの追加投資に充当され、今の含み益を構成しているので、こうやって格差が開いていってしまうのです。
しかも、ブイテクノロジーは5300円前後で買い直しており、現在5600円台に上昇していることで、含み益を獲得できて何重にも利益が得られていることを学びましょう。
また、このブイテクノロジーはバブル化してしまった銘柄です。掲示板や信用買いなど乱暴な取り扱いをすると、どんな有望株でも、仕手化して壊れる可能性がありますので、このケースを学んで、扱いは丁寧にしていく教訓にしていきましょう。
そして、このレポートの約2週間後
ブイ・テクノロジー(7717)の投資判断等3
(抜粋)
ブイ・テクノロジー(7717)は本日、16,950円まで上昇しています。昨年、6月7日の8177円から、とうとう2倍を越えて来ました。先週の13180円(1/16終値)からみても3割近く上昇です。
100株あたりの利益は80万円を超えてきました。
将に、大化け銘柄の威力を発揮してきたといえましょう。
こうゆう銘柄を一つでも保有できるとパフォーマンスは一変してきます。
実際、50万円コースの含み益は現在、ブイ・テクノロジーの80万円を筆頭にして、220万円を軽く超えてきました。
こうなると、小さい損失は吹き飛び、消えてしまい、更に良い方向へ良い方向へと進むことが可能になっていきましょう。これこそ、大化け銘柄の威力です。
各コース、今後もどんどん、より良い方向へ進めるよう、尽力していきます。
解説
前回のレポート(Vテクノロジー(7717)の投資判断等2)が2017年1月13日で13180円から1月24日には16,950円(今の株価で8475円)でわずか10日で28%上昇。8177円から2倍となり含み益は膨らんでいきました。
そして、半年後の2017年6月には22000円へ上昇。
ブイテクノロジー(7717)の投資判断等4(2017/6/8)
(抜粋)
ただ、今からこの株を220万円という資金で、買うというのは、資金力にかなり余裕のある方でないと、難しくなっていると思います。
やはり、こうゆう株は、出来るだけ早い段階で、手をつけていかないと、リスクが高くなってしまい、手が出しにくくなってきてしまうのです。
本物であればあるほど、買いチャンスは時機を逸すると、通りすぎてしまい、後戻りができないのです。だからこそ、最初の買いチャンスを見過ごさないことが大切です。これは、過去だけでなく将来も同様です。
だからこそ、弊社のサービスは継続して活用していただくことが大事です。いつ、こうゆう劇的に改善できる銘柄を良いタイミングで配信できるかは、弊社でも予想がつかず、突然舞い込んでくるものだからです。
解説
バブル化が進み、結局、一番高いところで売ることは出来ませんでしたが、2018年1月に2.35倍の水準で利益を確定しました。
早い段階で、買い揃えておくことが、やはり理想です。遅れれば遅れるほど不利に働いてしまうからです。
今のシルバー用戦略銘柄なども同様です。
ライジングブル戦略銘柄の現状と見通し~ブイテクノロジー(7717)2
に続きます。現在の判断や今、買っておくべきかなど今後の見通しなどをお伝えします。